一般的には、全般的な知的発達の遅れがないにも関わらず、文字や文章
を読むこと、書くこと、計算することなど特定の課題、あるいは双方に困難
を示す場合をいいます。これらは、勉強不足からくるものではなく、視空間
認知(物の見え方が」尽つ)の障害からくるのではないかといわれています。
【読み書きの障害の例】
◎文字の区別ができない(とりわけ似ている文字)。
◎文字を音声に結びつけられない。
◎うまく文字を書くことができない。
◎文字を書いても鏡文字になってしまう(「b」→「d」など)。
◎句読点が打てない、助詞のつけ方がわからない。
【計算の障害】
◎足し算をする際に繰り上がりがわからない。
◎数字や図形を正しく写せない。
◎買い物をしてもお釣りの計算ができない。